【簡単おつまみレシピ】アボカドと水煮シーチキンのカナッペ
健康と美容に良いとされる研究の多いアボカド。
今回はそんなアボカドを丸々一個消費できる上、極限まで効果的に栄養を摂取できる『アボカドと水煮シーチキンのカナッペ』をご紹介します。
切って混ぜ合わせるだけなのですぐに作れてしまう簡単レシピです。
ちなみに”カナッペ”はフランス料理の名称です。
クラッカーや薄く切ったパンに、チーズや野菜などを乗せたもの全般を指します。
この記事の執筆担当：エン
【今回の着想】アボカドのメリットを最大限活かす
アボカドが健康と美容に及ぼす効果を調べたところ、メリット有りとする研究が多くあり、これは積極的かつ効果的に食べていくべきだろうと思ってつくったレシピです。
このアボカドレシピのポイント
- アボカドを丸々1個消費できるレシピ。
- 期待できる健康と美容へのメリットは以下の通り。
- アンチエイジングに良い
アボカドにはビタミンEを始め、健康と美容に良いとされる成分が多く含まれています。 - コレストロール値の改善
悪玉コレストロールを低下させ、善玉コレストロールを増加してくれます。 - ダイエットや体重管理に効果的
豊富な食物繊維と、健康的な脂肪のおかげで満腹感を覚えやすいので、食べ過ぎを防止してくれます。 - 消化促進の作用
食物繊維を多く含んでいるので腸内環境の改善が期待できます。
腸内環境の改善すると、美肌やダイエット効果、免疫力の向上が見込まれます。 - 心疾患のリスク低減
日本人の原因第2位である心疾患の予防が期待できます。（ちなみに第1位はガンです）
- アンチエイジングに良い
- アボカドと一緒に摂ると、より効率的に栄養を摂取できるとされるオリーブオイルとレモン果汁を使う。
- 水煮のシーチキン缶も取り入れることで、より健康的に。
- 良質な油であるオメガ3脂肪酸（DHAとEPA）を摂取できる。
- 良質なタンパク質も含まれている。
- 高カロリーなアボカドに対し、水煮シーチキン缶は低カロリーなので相性がいい。
- 切って混ぜるだけの超簡単レシピ！
材料とレシピ
- アボカド：1個
（熟して柔らかいもの） - 水煮シーチキン：1缶
（水煮じゃなくてもOK。でも健康的なのは水煮） - 赤タマネギ：1/4〜1/2個
（辛みがアクセントになって食感も加わるので苦手でなければ多めがおすすめ。画像は1/4個ですが、後日試したら1/2個の方がより美味でした） - クラッカー：お好きなものを適量
（原材料を見て、できるだけ添加物が少ないものがおすすめ） - オリーブオイル：大さじ2
- レモン果汁：大さじ1
- 塩と黒コショウ：味見しながら最後に加える
（画像には入れ忘れてますが……） - バジル：適量
（無くてもいいですが、あると風味がかなり良くなります。パセリでも可）
オリーブオイルとレモン果汁を加えることでより効果的にアボカドの栄養を摂取できるので、この２つは味つけ以上の意味を持っています。
アボカドは皮と種をとって容器に入れ、フォークでつぶす。
（画像では間違えて赤タマネギを入れた状態でつぶしてますが、先にアボカドをつぶしておくのがおすすめです）
赤タマネギとバジルはみじん切りにしておく。
アボカドの入った容器に、以下の材料を加えながら混ぜ合わせていく。
（水煮シーチキン、赤タマネギ、オリーブオイル大さじ２、レモン果汁大さじ１、バジル）
仕上げに、味見しながら塩と黒コショウで味を調える。
（のちほどクラッカーに乗せるので、少し濃いめの味付けが美味しいかと。おすすめは塩は最低限で、黒コショウ多め）
クラッカーに好きなだけ乗せます。
（……盛り付けが下手すぎてイマイチ美味しそうに見えませんが、味は良いです。健康に良くなさそうなのがクラッカーだけなのも素晴らしい）
完成です！
【簡単おつまみレシピ】アボカドと水煮シーチキンのカナッペ
ガツンとくる味ではありませんが、素材を活かした素朴さが魅力の一品。
上手くペアリングすれば、お酒の風味を引き立ててくれます。
アボカドのクリーミーさと、レモンの酸味が上手くマッチしていて、アボカド特有の青臭さ含めて美味しく頂けるのも良い感じ。
クラッカーとの相性もばっちりです。
そして予想以上に赤タマネギが重要な役目を果たしてくれます。
赤タマネギの辛みと食感が、ともするとのっぺりしてしまいそうなアボカド料理に、素晴らしいアクセントを生んでいます。
今回のレシピには入れていませんが、ニンニクを1片ほどみじん切りにして加えても風味が変わって美味ですよ。
（ニンニクもまた、トップクラスで健康に良い食材ですし）
僕はこの料理にイタリアの赤ワインを合わせました。
2,000円ほどで買えるおすすめワインなのですが、この後ご紹介しますね。
今回の赤ワイン『ザブ シラー』
今回はシラーというブドウ品種から作られる赤ワインを合わせたいと思って探しました。
シラーの特徴は何と言っても、そのスパイシーさです。
黒コショウなどのスパイスを思わせる力強い風味を持ちながら、バランスも良いという品種。
人気も高く、世界各地で栽培されています。
一般的には肉料理、特にジビエと相性がいいとされますが……。
今回のレシピで使ったアボカドやツナの優しい風味に、アクセントを加えてくれるのではと考えました。
黒コショウを強めに使ったレシピでもあるので、その辺りもシラーと合ってくれるんじゃないかなー、と。
当初はスパイス感の強いシラーが育つとされるフランス産を探していたのですが……。
行きつけのワインショップで、新たに入荷されたイタリアのシラーを見つけて即座に心変わりしました。
理由は単純で、僕がイタリアのワインが大好きだから。
しかも今回のワインは個人的に一、二を争うくらい好きなワインと同じワイナリーのものだったんですよ。
値段もお手頃で1,500円でした。
（ネットで買うと送料などもあってもう少し高いですが……）
『ザブ シラー』という赤ワインになります。
いそいそ帰宅して飲んでみると……。
シラー特有のがつんとしたスパイシーさは薄く、フルーティーさと重厚感がバランス良く感じられました。
フルーティーさと重厚さは交互にやって来て、味わいに複雑さを生んでいます。
余韻が長く続く上、飲み疲れしない点もすごい。
デイリーワインの価格帯らしからぬ高級感と言えます。
アボカドと水煮シーチキンのカナッペとの相性も良く、片方が引き立て役になることなく、互いを絶妙に支え合っているようでした。
ぜひこのペアリングで、ゆったりとした贅沢時間を過ごしてください！
……補足として一つだけ。
『ザブ シラー』ですが、2日ほど置いて飲んでみたところ酸味が主張気味になってしまって、個人的に今ひとつな味わいになってしまいました。
できれば、開けてからは早めに飲んでしまうのがおすすめと思われます！
